お気楽!歌舞伎座の楽しみ方。
2019.08.03
年に何度か、仕事で東京へいくことがある。
仕事ですべての時間を費やすわけではないので、
それ以外の時間をどう楽しむかは大切なテーマだ。
最近、欠かさないのは歌舞伎座へ出向くこと。
ただ、その日の公演をすべて見ようとすると、3時間を超えてしまう。
「仕事の合間に」というわけにはなかなかいかない。
「歌舞伎美人」という歌舞伎の公式サイトをよく見ると、
「一幕見席」という当日自由席がある。
https://www.shochiku.co.jp/play/theater/kabukiza/makumi/
当日の演目のうち、一幕だけを1000円~2000円程度で見られるのだ。
チケットの販売は、当日だけ。
それぞれの演目の開園時間の少し前から販売が開始される。
椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名の定員。
玉三郎のような人気の演者が登場するような演目もあったが、
これまで座れなかったことはない。
イヤホンガイドを借りれば、初めての演目でも、
舞台で何が行われているのかは理解できる。
これからもちょくちょく通うことになりそうなので、
「入門書」として買ったのがこれ。
絵と文 辻 和子(株式会社エクスナレッジ)
本業はイラストレーターだが、
子どもの頃からの歌舞伎好きが高じる。
歌舞伎の味方、歌舞伎の家、演目など、
この一冊でかなり「わかった気」になれる。