須磨清章さん&せつ子さん ご夫妻



結婚式を3週間前に終えて、おふたりにとっての結婚、式というもの、メソンでのウエディングの感想をお伺いした。秋深まるメソンの休日の午後、落ち着いた雰囲気のおふたりが静かにお見えになる。


せつ子さんは、写真館を経営されておられ、自分は仕事さえあれば、結婚はしなくてもいいかなと感じておられたそうだ。自動車販売業を営む清章さんと、お互いに海が好きということで出会い、交際を始める。せつ子さんは、「結婚したいと思う人と出会ってなかっただけなんだ」と、お互いを人生のパートナーとして生きていくということを決めた。





結婚式って、どんなイメージがありましたか?



せつ子さん:「写真撮影という仕事柄たくさんの結婚式を見ていたので、ずっとひな壇に新郎新婦が座っているだけのようなありきたりの結婚式は絶対にしない、見せ物になるような形式的な結婚式は恥ずかしいと思ってました。だから、私は式はやらないでいいなと思い込んでいたんです。」


清章さん:「一般的な披露宴は嫌やなというのは、前からありました。でも式をしないという意識もなかった」



距離的にもお互いの親族、友人が集まりやすいところということで、滋賀、湖西で会場を探しはじめる。ホームページなどで、3か所の会場をピックアップして、一回のぞいてみようかとメソンに見学に訪れた。


「メソンさんが、『お二人が主催するウェディングなんですから、お二人で作ればいいんですよ』とお話してくれたです。」


一般的には、招待状からはじまり、食事のメニュー、進行、席次表などほとんどのものは、ひな形から選択していく形で内容を決めていくものと思っていたが、メソンでは、全く勝手が違っていた。


この時、清章さんが「結婚式の司会は自分でやる!」と言い出した。「スライドショーも自分たちで作りたい」「あれも、やりたい」「これも」。そんな言葉を聞き戸惑いながらも、せつ子さんは「メソンのようなところで、そんな感じの式が出来るのだったら、絶対やりたい!と思ったんです。」そして「友達に早く見てもらいたい」と。


おふたりは、はやくも自分たちらしいウェディングのイメージが出来上がってくる。そこからせつ子さんのテンションはどーんと上がる。


「自分たちで作るという流れが出来ると、内容の打ち合わせはとても順調でした。」
「メソンさんでは、好きにしていいよといいながら、導いてくれる感じの打ち合わせでしたね。」
「2人がやりたいことを残さずにやることの方が、後の人生にとって大事やなと思って。」





メソンを会場にした決め手はなんでしたか?



清章さん:「カジュアルに出来る感じ。既成のことにしばられず、ホームパーティ風で出来そうな所だと感じました。ホームページを見て『森の中』というのも良かった。」



せつ子さん:「メソンのホームページでグリルでのバーベキューの写真が印象的で目にとまりました。お客様ご自身で料理を取りにいっている楽しげな雰囲気がすごく印象的なんです。夜のチャペルの写真もキレイだった。実際に見に来て絶対ココやな!と思いました。」



式が終わってからの感想は?



清章さん:「一瞬で終わった感じがあります。でもやり残した感は全くなく、やりきった感で一杯でした。」


せつ子さん:「パーティの後、実は声が枯れてしまったんです。私、しゃべり過ぎっていう位にしゃべってたんやなと。」


清章さん:「そう、本当にゲスト一人一人と接してしゃべれたのは、嬉しかったです」


せつ子さん:「私、実は一番感動したのは、前日の準備のときなんです。」

準備のときですか?



せつ子さん:「そうです。前日のスタッフの皆さんとの打ち合わせは、家族で明日のホームパーティーの準備をしている感覚に襲われたぐらいでした。また、お花の飾りつけをスタッフの方がされていて、自分たちのために、ここもう少し右、もっと上に上げて・・と本当に一生懸命にセッティングされている作業を目撃出来て、感動しました。普通はそんな準備は、見せないもの、見れないものじゃないですか。本当に手作りで作り上げているんだと、実感したんです」



清章さん:「僕も準備は楽しかった。彼女のテンションが上がって、二人で一緒にに準備が出来たことは嬉しかったですね」


せつ子さん:「式を終えて、今までの人生の区切りをきちんとつけることができたというか、これからの新しい人生へ大きなポイントにできたと実感しています。」


清章さん:「集まった仲間も、「今まで見た中で一番よかった!」と言ってくれましたし。すべての人に「ありがとう」と言える時間が作れたことが嬉しい」


せつ子さん:「私が、この人と結婚するのは、こんな彼だからですというものをちゃんと見てもらうパーティになりました」


清章さん:「実は式では新婦に内緒にサプライズで僕、歌をうたったんです。」




そうなんですか、せつ子さんは、清章さんからのサプライズはどうでしたか?


せつ子さん:「本当にビックリしました!だって、進行も内容も、準備も一つ一つ自分たちで進めてきたから、前日も、当日の進行を時間を追って、メソンの皆さんとも打ち合わせしてきたので、なんで!と思いました。でも、とても嬉しかった」



メソンのウエディングをひと言でいうと?



清章さん:「森の中!(笑)。手作りで、こんな風に式、パーティがー出来るということは伝えたいですね。」


せつ子さん:「メソンさんから、押しつけのような提案は全くありませんでした。放置されているのかと思う位に(笑)ほったらかしのようで、良い具合に、必要なことはアドバイスを頂いて。式というものに否定的であった私が、たくさん気付きをもらいました。式をすることの意味も明確にしてもらえました。今まで関わってきてもらった人たちに、感謝を伝える場だということ。メソンではそれが実現できるということなんです。」




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すっかり自立されて、お互いが依存していない素敵なカップル。メソンでのウエディングを通じて、結婚式の概念が変化されたせつ子さん。取材中も、シーンを思い出されたのか、涙ぐむ瞬間もありました。


一つ一つの人生や、お顔が違うように、結婚式の形やスタイルも本当は、十人十色。
ありきたりの式の内容がいけないのでは、なく、そこに思いが込められているかどうか。
見えない思いを形にする、おふたりでの最初のプロジェクトのようなもの。そして、感謝や思いを伝える、実は人生で稀な瞬間。


この時間をのがすと、なかなか言えない言葉があり、その瞬間をのがすと、二度と伝わらないことがある。そんなシーンがメソンでは繰り広げられる。


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